SPI・一般常識

ここでは筆記試験の中でも中核とも言える、SPIと一般常識について、
私の行った試験対策をご紹介したいと思います。
なお、私の目標は「準備期間も含めて早期に内定を獲ること」でしたので、
非網羅的かつ必要最小限の試験対策だということをお含みください。

1)SPI対策

所要時間:10時間

SPI対策の基本は、出題パターンの暗記です。
試験会場で頭をひねるタイプの試験ではありません。
全問解答が困難なように時間設定されていますから、問題を見ただけで
解法が頭に浮かぶ問題のみ着手するくらいの感覚です。

繰り返しますが、ポイントは出題パターンの「暗記」です。
単に対策本の問題を解くだけでは、あまり効果は期待できません。
頻出箇所だけでも構いませんから、1つでも2つでも出題パターンを
暗記してください。

頻出の出題パターンを5つくらい暗記しているだけでも効果があります。

特に習得しておきたい出題パターンは、計算問題と図形問題です。
計算問題は鶴亀算や旅人算など、定型的な解法があるものについては
押さえておきましょう。全部覚えても数種類しかありません。
図形問題は「立体の断面」が頻出です。
解法を知っていれば本番で即答が可能ですから、非常に効果があります。
円錐・三角錐・四角錐・立方体だけでも押さえれば、着実に得点力を
アップすることができるでしょう。
たとえば、円錐の切り口は2通りしかありませんし、三角錐はどのように
切っても断面は三角です。
本当にオススメですから、ぜひ実践してみてください。

なお、SPIの対策本は、実際に書店で手にとって、気に入ったものを
使えばいいと思います。
なるべく計算問題や図形問題の解説が充実したものをチョイスしてください。
対策本の使ううえでのアドバイスは、量をこなそうとしないことです。
暗記して効果のありそうなページだけ目を通す、そのくらいの感覚です。
例題が3つ並んでいても、解くのは1題で十分だと思います。
量をこなす代わりに、しっかりと解法を暗記しましょう。

2)一般常識対策

所要時間:5時間

一般常識試験の特徴は、1問1問が独立した出題であるという点です。
SPIでは1単元ごとに類題がいくつか出題されますが、一般常識試験には
同じ知識を試す問題が複数出題されることはありません。
すなわち、仮に予想が的中したとしても、SPIのような連続得点は
期待しにくい
ということです。
加えて、すぐに忘れてしまうような知識ばかりであることも見逃せません。

これらを踏まえたうえで、一般常識対策のポイントは次の2点です。
1:対策本は頻出単元に絞って学習すること
2:問題集と用語集を併用すること

まず、優先的に学習する単元は「教育・社会・環境・ビジネス」です。
これらのテーマは教育業界に親和性が高いことに加えて、最新かつ旬な
話題しか出題されない
というメリットがあります。
言い換えれば、出題範囲が限定的であるということです。
これに対し、歴史や自然科学は膨大な一般事実からの出題となるため、
必然的に出題範囲が広くなります。
時間効率を意識すれば、これらは後回し(もしくは無視)するのが得策です。

また、上記の4テーマは一般常識試験での出題に加え、作文・小論文や
早稲田大学の選考試験で頻出の用語説明問題で出題される可能性もあります。
このような二次的効果も見逃すことができません。

ポイントの2つ目は、問題集に加えて時事用語集を併用することです。
問題集は多くの出題パターンに触れられるというメリットがある一方で、
忘れやすく、知識に奥行きがないという欠点があります。
このため私は、特に重要なテーマについては、最新の時事用語集を使うことで、
中核知識の定着を心掛けました。
机に向かって読む必要はありませんから、通勤時間を利用して読書感覚で
進めればいいと思います。
また、時事用語集から吸収した知識は、志望動機書の作成や面接でも
効果を発揮してくれました。

やはり、一般事実をベースとした意見構築は、説得力があるのでしょう。
こうした点にも意識していただければと思います。