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18.06.20 これが私立大学の給与明細だ!現役職員による職場レポート


大学職員への転職希望者にとって、給与や福利厚生などの待遇面、職場環境などの生情報はノドから手が出るほど欲しいはず。
ネット掲示板や週刊誌で目にする高待遇は事実なのか、その事実がここにある。

・給与明細では基本給・賞与に加え、住宅手当や家族手当も公開
・ナマすぎる職場レポート、ワークライフバランスの実態
・面接アドバイス、質問内容、傾向と対策など

給与明細などの大学内部情報は、『Career Connection』(以下、キャリコネ)のサイト上で公開されています。
下記URLをクリックし、企業検索欄に大学名を入力してください。(大学によっては、末尾に「大学」が不要なケースもあるので注意してください。例えば、慶應義塾や同志社は「大学」は不要です)

※企業検索ページのURL⇒http://careerconnection.jp/review/

cn1009.png

なお、全ての情報を閲覧するには「キャリコネ」へのユーザー登録が必要です。ユーザー登録にあたっては、①現職の給与明細、②現職の職場レポート、③転職活動レポートのいずれかを入力することが求められます(③が無難でしょう)。
つまり、キャリコネでは、ユーザー同士が互いに情報を提供する仕組みです。大学職員だけでなく、主要な民間企業や官公庁、独立行政法人なども網羅しています。
※虚偽登録等によりアカウントが削除された場合、同じメールアドレスでは再登録できなくなる可能性がありますのでご注意ください


下の画像は、検索でヒットした大学の「年収・給与」タブをクリックしたものです。
給与情報が15件も登録されていますね。この画面では年収・年齢・一ヶ月の労働時間などを確認できます。
さらに、年収欄をクリックすると、それぞれの給与明細を閲覧できます。

↓↓↓画像をクリックすると、原寸大で表示されます

明細一覧.png

↓↓↓《キャリコネ情報》へのアクセス・登録はこちらから


給与明細のページです。基本給や賞与に加え、住宅手当や家族手当、役職手当、資格手当など、かなり詳細な情報が「キャリコネ」で公開されています。
それにしても33歳で年収775万円とはどこの大学でしょう・・・検索してみてください。

↓↓↓画像をクリックすると、原寸大で表示されます

明細.png

口コミ・評判のページでは、「住宅手当32,000円」「脳ドック充実」「残業代はしっかりつけられるが無駄な残業が許される雰囲気ではない」など、ナマすぎる内部情報も。

↓↓↓画像をクリックすると、原寸大で表示されます

口コミ.png

その他、「転職面接」タブでは、面接時に問われた質問内容やアドバイスを閲覧できます。
他の転職希望者のリアルな志望動機や質問への受け答えを見ることができるため、想定問答をチェックするのに有効です。
しかしながら、転職面接に関する情報量は十分とは言えません。当ブログ利用者が一斉に情報提供を行えば、職員公募を実施する全ての大学について、選考情報が網羅されるはずです。管理人も4程度の大学について選考情報を登録しますので、ビッグコミュニティの形成に向けて、積極的な情報提供をお願いします。


⇒求人情報を20件ずつ一覧表示する

18.06.19 無料診断テストを活用して「自己アピール」を膨らませてみよう

履歴書対策なら⇒ 《グッドポイント診断》

わたしは民間企業で10年ほど働いたあと大学業界に転職したんだけれど、転職活動中は考えが煮詰まったり、頭の中がモヤモヤしたり、内定に向けて気持ちを前進させるのに苦労しました。
わずかな休日を削って転職活動に励んでいるのに、応募書類を作成しようにも遅々として筆が進まない。今夜は志望理由書を完成させるぞ!と意気込んだはずなのに、気がつけばボンヤリとスマホをいじっているうちに何時間も過ぎてしまう。転職活動をされている方なら、誰しも経験されていることではないでしょうか。

このような悶々とした状況も一過性のものであればよいのですが、もし足踏み状態から長く抜け出せていないとするならば、原因は自分自身を客観視できていないことにあるのかもしれません。
すなわち、そもそも自分の強み・弱みが分からない、市場価値が分からない、したがって何をアピールしたらよいのかも分からない、そのような状態に陥っているのではないかということです。
転職活動に限ったことではありませんが、検討に入れるべき材料を正しく把握しておかなければ、それらを頭のなかで整理してアウトプットすることはできません。考えがまとまらないとき、ついついアウトプットの方法が下手なのではないかと苛立ってしまいがちですが、本当の原因は現状分析の方法に問題があるのではないかということです。

このような状況にもしも心当たりがあるならば、まずは自分自身のPRポイントを客観視するために、各種の転職診断テストを活用してみるのも一手です。
転職活動は新卒採用と違い、なかなか第三者に相談することができません。コンピュータ診断なのでどうしても限界はありますが、自分自身の強みや適性を文章化してもらえるということは、自己PRを考えていくうえで貴重なヒントになると思います。診断結果に自身の経験を書き足していけば、実際の経験を踏まえた客観的な自己PR書に近づくのではないでしょうか。

それでは以下、実際に何種類かの転職診断テストをご紹介していきます。

1)転職診断力テスト
http://type.jp/t_test/input.do

転職サイトtypeが運営する無料診断テストです。
私自身もあわよくば上位大学への転職を考えなくもないので、やや本気で回答してみましたが、結果は79.7点ということで、まずまずOKなのかという自信を持ちました。
予想内定社数は2.5社、予想年収は696万円とのこと。このあたりの数字がやけにリアルです。

診断結果では自身の潜在能力が文章化されるので、その文章を参考に自己PRをを練っていくのも悪くないでしょう。
画像が小さくて見えづらいと思いますが、将来ビジョンの策定能力やタイミング把握力など、なかなか自己流の自己分析では見落としがちな評価項目が並んでいます。(特に、将来ビジョンの策定能力はこれからの大学運営で最も重要なポイントですが、その点については別のページでお話したいと思います)

typeのサイトでは転職力診断テストの他にも、市場価値診断テストや適性検査SPI2実力テストなどもあるので、必要なものを選んでいただければと思います。(すべて無料です。)

(参考)転職者向けの適性検査 SPI2実力テスト
http://type.jp/s/spi/

2)市場価値診断テスト
http://type.jp/valuetest/input.do

「市場価値診断テスト」も、転職サイトtypeが運営する診断テストです。
こちらのテストも自分自身で試してみましたが、質問項目がグサグサと胸に刺さりますよ!なるほど、社会から評価されるために重要なポイントがよくわかります。言い方を換えれば、採用側の人物評価基準を裏読みできるということです。

ご参考まで、市場価値診断テストでの質問項目をいくつか抜粋します。いずれの項目も「あてはまる」から「あてはまらない」までの5段階評価で回答していきます。

市場価値診断テストの質問事項(抜粋)
・外国人との交流を定期的に行っているか。
・自分のビジョンやゴールに向けて、計画を策定し、日々実行に移しているか。
・現所属組織外に、他の人と比べ、多くの人的ネットワークを持っているか。
・長期の計画を立てるときでも、最終的には1日の予定にまで落とし込むか。

どうでしょう?なかなか「あてはまる」と答えられないのではないでしょうか?これが転職最前線で企業が即戦力社員に求める水準です。
《グローバル化》に関心のある企業であれば、そこそこの英語力ではアピールとして弱く、外国人との交流機会の有無が人物評価の基準になるということです。大学業界で国際部門に配属されようものなら、普通に一人で海外出張(協定校の開拓など)とかを任されるので、TOEIC800点くらいで自信を持ちすぎない方が無難です。

《コミュニケーション能力》に関しては、単なる職場のムードメーカーではなく、外部に対して顔と名前を売り込む能力が求められます。大学業界は情報交換会などを通じた情報収集が重要なので、相手の懐に飛び込んでいく度胸と人間力があると強みになるでしょう。

《ビジョンやゴール》について、それが重要なのは誰もが認めることですが、単刀直入に「あなたのビジョンは何ですか」と質問されて答えられる人は多くないでしょう。ビジョンの無い人に目標は無く、目標の無い人に行動は伴わない。行動力がアピール材料だと考える人は、ビジョンとの整合を確認してみることをおすすめします。

就職活動で書類選考は通るけど最終選考まで残れないという人は、面接で語れるアピール材料が不足しているはずです。応募しては落ちての繰り返しから抜け出すためには、採用側が設定するハードルの高さまで自己PRのレベルを上げていくことが必要です。

ちなみにテスト結果は、推定年収700万円、偏差値54.7という微妙な結果でした。推定年収については上記の「転職力診断テスト」とほぼ一致するものでした。

3)全18種類の中から5つの持ち味を探る「グッドポイント診断」
https://next.rikunabi.com/goodpoint/

「グッドポイント診断」は転職決定率No.1のCMでお馴染みのリクナビネクストが運営する診断テストです。
こちらの診断テスト、正直なところ、かなり骨が折れます。「約30分の本格診断サービス」とあるように、かなり腰を据えて取り組む必要があります。(実際にやってみたところ18分かかりました)
とはいえ、自身の「持ち味」を知ろうとするなら、時間のかかる診断テストの方が信頼がおけるというもの。
転職コンサルに会いに行く時間と労力を考えれば、遥かにお手軽なのは間違いありません。

診断テストによる評価の視点は「自己信頼」「継続力」「独創性」などの全18種類。画像が小さいので詳細はリンク先で確認いただきたいと思います。
耳慣れない言葉かもしれませんが、「自己信頼」とは英語で《Self-Confidence》と言われ、人物評価において極めて重要な観点です。

以下は診断テスト画面の一例です。選考試験でこの手の性格診断テストを実施する大学もあるので、その練習にも最適ではないかと思われます。(話は脱線しますが、画面のデザインが昔流行った脳トレに似ていると感じるのは私だけでしょうか。。。)

長時間のテストに耐えて、ようやく出された結果が以下のもの。画面キャプチャでは文字が見えないので、結果の一部を抜粋します。

《自立》
あなたは、何事も自力でやっていこうとする心構えを持っており、常に主体的に行動することができます。また、対立を恐れず、どんな相手に対しても臆せず自分の意見を伝えることができます。自身の軸がしっかりとしており、周囲の意見や状況に簡単に左右されることがありません。
主体的に行動できる人は限られます。解決のために費やせる時間が限られたり、困難な課題に直面するなど難易度が高いほど、あなたの力が必要とされ、周囲から頼りにされることでしょう。
《柔軟性》
あなたは、好奇心旺盛で興味の範囲が広く、ものごとを柔軟にとらえることができます。また、突発的なできごとに対して臨機応変に対応することも得意です。何に対しても「もっとよいやり方があるはずだ」と考え、様々なアレンジを繰り返していくため、あなたの取り組みはどんどん進化していきます。あなたにとって、ひとつのやり方しか考えないことは悪なのです。
結果を出し続けていることが知れ渡るにつれて、周囲の人は改善したいことがある場合、あなたの視点やアイディアを求めるようになります。

上記の診断結果のうち、ライン部分が非常に重要だと思いました。
別の角度から文章を吟味すると、「自立性とはハードな条件下でこそ発揮されるもの」、「柔軟性や独創性は結果を出し続けてこそ評価されるもの」であることに気づきます。
診断テストを通じて、自分の「持ち味」を確認できるだけでなく、その「持ち味」がどのような条件下で発揮されるのかも理解することができます。私にとっては今後の人生においても役立つ金言でした。

採用面接において自己紹介が苦手な人は、自身の「持ち味」について十分に吟味してみることをおすすめします。思い当たるフシのある人は、自身の履歴書や職務経歴書を見返してください。自身の《強み》や《行動特性》が書かれているでしょうか?自身の「持ち味」を文章化できていなければ、面接の場において口頭で表現することも難しいでしょうし、人事担当者にあなたを採用するメリットを伝えられないはずです。
就職活動や転職市場で自分を売り込む《パンチ力》を身に付けたいのなら、まずは腰を据え、自身の「持ち味」を文章化してみることを強くおすすめします。

最後に、今回はインターネットで利用できる転職診断テストをご紹介しましたが、転職者の場合は面倒臭がらないで、転職コンサルタントを利用してみることを強く推奨します。孤独な転職活動において、転職コンサルは唯一の相談相手です。また、転職コンサルの利用というアクションをおこすことで、精神的に逃げから攻めに転じる効果もあるでしょう。もちろん、リクナビやマイナビに掲載されないような非公開求人案件の紹介を受けられるという最大の利益もあります。
転職フェアが有名なDodaや、以下の2社が大手の転職コンサルです。私自身の転職活動では拠点数の多さからリクルートエージェントを利用しましたが、好みで選んでも構わないと思われますし、非公開求人を紹介してもらうために複数登録するのも有効です。

リクルートエージェント
http://www.r-agent.com/
マイナビエージェント
http://mynavi-agent.jp/

18.06.18 エージェント系求人大手4社の利用と選択

自己PRに行き詰まったとき⇒ 転職診断力テスト

近年、大学職員の公開求人には100倍を超える応募も珍しくありません。手当たり次第に応募する人まで相手をしていられない、それが人事担当者のホンネでしょう。
大学業界への早期内定を獲得するためには、攻めの戦略が必要となります。情報を待つだけの「受け身」の転職活動からは卒業しましょう。誰でもやっていることを同じようにやっているうちは、いつまでも集団から抜け出すことはできません。100人の群れの先頭に立つための着実な行動が必要です。

そのための「確かな一歩」と言えるのが転職エージェントの活用であり、隠された情報を自分から取りに行くという実践的行動です。もはや転職活動が情報戦であるということは周知の事実であり、公開求人サイトだけを頼りにしているようでは、惰性的な転職活動だと言わざるをえません。たったこれだけのことで、マイナビ転職などの公開求人サイトを見ているだけの転職希望者に差をつけることができます。

そこで今回は、『エージェント系求人大手4社の利用と選択』と銘打っていますが、それぞれの独占求人もあるハズなので、3つくらい掛け持ちで利用するのも当然にアリだと思います。

No.1 リクルートエージェント

リクルートエージェント
http://www.r-agent.com/

リクルートエージェントは転職エージェント業界の最大手であり、非公開求人の案件数は10万件以上と群を抜く存在です。非公開求人案件の情報収集が目的であれば、リクルートエージェントが第一候補となるでしょう。
筆者が求職時代に利用していたのもリクルートエージェントです。現在と少し事情は異なるかもしれませんが、申し込みからサービス提供までの流れをご紹介したいと思います。

まず、ホームページから転職サービスに申し込みますと、リクルートエージェントから面談日のアポイントが入ります。面談はリクルートエージェントの営業拠点で行われ、キャリアアドバイザーとの1対1の面談となります。面談を行ったキャリアアドバイザーが担当として固定され、基本的に転職確定まで同じキャリアアドバイザーとコンビを組むことになります。

なお、面談ブースには情報検索用のPC端末が設置されているので、その時点で出ている非公開求人の求人票を見せてもらうことができます。キャリアアドバイザーからも「こんな案件は関心がありますか?」という質問があるでしょう。このようなやり取りを通じて、希望条件の周辺領域(関連業界や関連職種)について新たな発見が見つかるかもしれません。

面談実施後にウェブの個人ページが利用可能となり、この個人ページを介してキャリアアドバイザーから非公開求人を提供してもらうことになります。ちなみに、リクルートエージェントのホームページには「ログイン」ボタンが見当たりませんが、これは個人ページのURLも一般には非公開となっているためです。

また、転職エージェントについて誤解の多い点ですが、面談を受けて正式にサービスを利用開始しても、すべての非公開求人が検索可能になるわけではありません。転職エージェント経由での転職活動は、自分で求人情報を検索するのではなく、担当のキャリアアドバイザーから希望に沿った求人案件の紹介を受けるという流れになっています。つまり、希望とは無関係の求人情報までフルオープン状態になるわけではないということです(逆にフルオープンになってしまったら非公開にしている意味がありませんね)。大学業界への転職が希望であれば、私立大学や関連業界・関連職種の求人を案内されると思います。

面談を実施する営業拠点は、北は北海道、南は福岡まで、全国に16拠点があります。具体的には、札幌、仙台、宇都宮、大宮、千葉、東京(丸の内・立川)、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡です。上述のとおり転職エージェントの利用にはキャリアアドバイザーとの面談が必須のため、身近な場所に営業拠点があることは重要な要素です。

ちなみに、ときどき私立大学の公開求人情報も載っているので、リクルートエージェントを現在利用していない方もときどきチェックするとよいでしょう(ただし、公開求人情報を見つけてから会員登録するのでは出遅れと言わざるをえません)。

なお、より詳しい体験記を下記に掲載しています。
転職エージェント利用体験記(大学職員内定体験記)
http://naiteiweb.com/souki/agent/

No.2 マイナビエージェント

マイナビエージェント
https://mynavi-agent.jp/

人材紹介業界においてリクナビと双璧をなすのがマイナビ。当然のことマイナビ系列の転職エージェントを無視することはできません。その理由は独占求人の存在があるから。リクナビネクストとマイナビ転職を見比べれば分かるとおり、求人情報は重複していません。両方の求人情報を得るためには、転職エージェントの掛け持ち利用が必要です。

また、マイナビエージェントの利用において便利なのが、キャリアアドバイザーとの面談の柔軟さ。エージェント系転職サービスでは通常、求人申し込みの前にキャリアアドバイザーとの直接面談が必要ですが、来社面談が困難な場合には電話での面談が可能です。郊外や地方在住の方でも転職エージェントの利用を諦めることはありません。

なお、マイナビエージェントはウェブサイト上で求人案件数などをアピールしていませんので、おそらく規模においてはリクナビエージェントに次ぐポジションでしょう。また、営業拠点も東京・大阪・名古屋のみとなっています(もっとも、私立大学の多くがこれら三大都市に集中しているので、主要エリアはカバーしていると言えます)。

No.3 DODA(デューダ)


DODA(デューダ)
http://doda.jp/ 

80年代に「デューダする」のCMで一世を風靡したDODAですが、現在はインテリジェンス傘下で転職エージェントを運営しています。こちらも全求人案件の80~90%が非公開求人となっていますが、ちらほらと私立大学の公開求人情報が掲載されております。

さて、DODAと言えば、大都市圏で年に数回開催される「DODA転職フェア」が有名です。転職者を対象としたリアルサイトでのイベントとしては日本最大級でしょう。
過去には早稲田大学と慶應義塾がイベントに出展し、『私立大学職員としてのキャリアと早稲田大学』、『大学で働く魅力とは~教育・研究・医療を支える職員として~(慶應義塾)』というテーマで講演を行っていました。


私立大学による「DODA転職フェア」への出展実績は他にもありますから、時間に都合がつけば現場に足を運ぶのもよいでしょう。貴重な経験になるはずです。
特に志望動機がフワフワしている方!パソコンの前で悶々と時間を過ごすよりも、実際に現役の大学職員と意見交換をしてみてください。おそらく不安のタネは、ご自身の志望動機が面接で通用するのか、ということでしょう。出展ブースで膝を突き合わせて懇談すれば、その種の悩みはかなりクリアになるのではないかと思います。
なお、転職フェアには当日参加も可能ですが、事前登録のうえ参加するとAmazonギフト券(500円)がもらえたり、また、会場ブースでの訪問社数に応じてギフト券(2社訪問につき500円、上限4社まで)がもらえます。

No.4 type転職エージェント

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type転職エージェント
https://shoukai.type.jp/

リクナビ・マイナビに次ぐ転職エージェントは、複数迷ったうえでtype転職エージェント(以下、type)を推奨します。typeと言えばIT技術者の転職支援に強いというイメージを持っていましたが、意外や意外。社名検索で「大学」を調べてみると、常時10件以上の非公開求人案件がヒットします。

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東京(赤坂見附)の営業拠点に来社面談しなくてはならないため首都圏在住者でなければ厳しいところですが、逆に考えればライバルが少ない(ブルーオーシャン)ということでもあります。
誰でも得られる情報源には、既に転職希望者が殺到しています。フルオープンの求人案件には100倍を超える群衆が我も我もと押し寄せています。エージェント系の非公開求人ならば、その倍率が1/10程度になるかもしれないと言ったら大袈裟でしょうか?もちろん倍率が下がれば内定が獲れるというわけではありませんが、高倍率にありがちな「実力者のまぐれ落ち」は避けられます。倍率と難易度は別モノだと常々お伝えしてきていますが、高倍率の怖さは「数に埋もれてしまう」という危険性にあります。その意味で、エージェント経由での転職活動は、本来の転職力を評価してもらうことができる機会だと考えています。

18.06.10 【履歴書対策】自分の「持ち味」を文字で伝える5つのポイント《グッドポイント診断》

いわゆる情強です⇒ リクナビNEXT

採用面接において自己紹介が苦手な人は、自身の「持ち味」を腰を据えて考えたことが少ないということはないだろうか?
思い当たるフシのある人は、自身の履歴書や職務経歴書を見返してほしい。自身の《強み》や《行動特性》が書かれているだろうか?自身の「持ち味」を文字にできていなければ、面接の場でも表現できないし、人事担当者にあなたを採用するメリットを伝えられないハズだ。
就職活動や転職市場で自分を売り込む《パンチ力》を身に付けたいなら、まずは腰を据え、自身の「持ち味」を文章化してみることを強くお勧めする。

自身の「持ち味」を客観的に分析するには、第三者から意見を求めるのが近道。独力での自己分析は、どうしても「当り障りのない」結果に陥りがちだからだ。
社会人であれば転職コンサルタントを利用するのがベストだが、それが難しい場合や新卒者の場合、近頃はネットの診断サービスも充実しているので活用してほしい。

ちなみに、今回のネタ元はこちら。
全18種類の中から5つの持ち味を探るグッドポイント診断
https://next.rikunabi.com/goodpoint/

上記の無料診断サイトは、正直なところ、かなり骨が折れる。「約30分の本格診断サービス」とあるように、かなり腰を据えて取り組む必要がある。(実際にやってみたところ18分かかりました)
とはいえ、自身の「持ち味」を知ろうとするなら、時間のかかる診断テストの方が信頼がおけるというもの。
転職コンサルに会いに行く時間と労力を考えれば、遥かにお手軽なのは間違いない。

診断テストによる評価の視点は「自己信頼」「継続力」「独創性」など全18種類。画像が小さいので詳細はリンク先で確認いただきたい。
耳慣れない言葉かもしれないが、「自己信頼」とは英語で《Self-Confidence》と言われ、人物評価において極めて重要な観点だ。

以下は診断テスト画面の一例。選考試験でこの手の性格診断テストを実施する大学もあるので、その練習にも最適ではないかと思われる。
話が脱線するけど、画面のデザインが昔流行った脳トレに似ていると感じるのは私だけだろうか。。。

長時間のテストに耐えて、ようやく出された結果が以下。画面の切り抜きでは文字が見えないので、結果の一部を抜粋する。

《自立》
あなたは、何事も自力でやっていこうとする心構えを持っており、常に主体的に行動することができます。また、対立を恐れず、どんな相手に対しても臆せず自分の意見を伝えることができます。自身の軸がしっかりとしており、周囲の意見や状況に簡単に左右されることがありません。
主体的に行動できる人は限られます。解決のために費やせる時間が限られたり、困難な課題に直面するなど難易度が高いほど、あなたの力が必要とされ、周囲から頼りにされることでしょう。
《柔軟性》
あなたは、好奇心旺盛で興味の範囲が広く、ものごとを柔軟にとらえることができます。また、突発的なできごとに対して臨機応変に対応することも得意です。何に対しても「もっとよいやり方があるはずだ」と考え、様々なアレンジを繰り返していくため、あなたの取り組みはどんどん進化していきます。あなたにとって、ひとつのやり方しか考えないことは悪なのです。
結果を出し続けていることが知れ渡るにつれて、周囲の人は改善したいことがある場合、あなたの視点やアイディアを求めるようになります。

診断テストの一部分を抜粋しただけだけど、ライン部が非常に重要だと思った。
確かに、ハードな条件下でこそ自立性の有無が問われるし、柔軟性や独創性は結果を出し続けてこそ評価される。
診断テストを通じて、自分の「持ち味」を確認できるだけでなく、その「持ち味」がどのような条件下で発揮されるのかも理解できる。就職活動だけでなく、今後の人生においても役立つ金言。
また、上記の文章の主語を自分に置き換え、具体的な事例を加筆すれば、そのまま履歴書の自己アピールになりそうだ。

最後に、しつこいようだけど、転職者の場合は面倒臭がらないで、転職コンサルタントを利用してみることを強く推奨する。孤独な転職活動において、転職コンサルは唯一の相談相手となる。また、転職コンサルの利用というアクションをおこすことで、精神的に逃げから攻めに転じる効果もあるであろう。もちろん、リクナビやマイナビに掲載されないような非公開求人案件の紹介を受けられるという最大の効果は言うまでもない。
転職フェアが有名なDodaや、以下の2社が大手の転職コンサル。私の場合は拠点数の多さからリクルートエージェントを利用したが、好みで選んでも構わないと思われるし、時間があるなら複数に登録するのもアリ。

リクルートエージェント
http://www.r-agent.com/
マイナビエージェント
http://mynavi-agent.jp/

18.03.27 オープン公募より非公開求人を勧める2つの理由

己を知るは孫子の兵法⇒ 《市場価値診断テスト》

当サイトでは6年以上にわたり大学業界の求人情報を提供してきました。
求人情報のソース(情報源)の多くは各大学のウェブサイトであり、また、マイナビ転職などの求人情報サイトからも定期的に情報収集しています。
いずれにせよ、ネットで検索すれば誰でも見られる情報をまとめているにすぎません。(もちろん、それなりの手間はかかっておりますが)

一方で、唯一、どうしてもカバーしきれていない情報源、それが転職エージェントによる《非公開求人》です。
転職エージェントのウェブサイトで検索すれば、複数の大学・学校法人による非公開求人案件がヒットします。過去に明治大学や桃山学院大学など、ごく稀に企業名をオープンにしていたケースもありましたが、基本的には「転職エージェント=非公開求人」です。
この手の非公開求人情報を入手するには多少の労力がかかりますが、競争相手が少ないだけに情報源としての魅力は極めて大きいのです。

さて、今回のネタ元はこちら。自身も転職活動時にお世話になったリクルートエージェントです。
http://www.r-agent.com/

では早速、これらエージェント系人材紹介において、非公開求人がどれだけ多いかというデータがあります。
以下のグラフに示されるとおり、求人件数の実に9割を占めています。リクルートエージェントの場合だと、約9万件が非公開求人となっているのです。

採用側が非公開求人を利用する目的は次の2点です。
まず、賃金などの雇用条件をオープンにしたくないという理由。恵まれた雇用条件を公開してしまうと、世間から非難を受けかねません。
2点目は、採用活動にかかる労力を抑える目的のため。何百人もの応募者が殺到すると、応募書類を整理するだけで大変な負担になります。転職エージェントを「フィルタリング」のために活用することで、転職意欲の高い志望者に絞って選考することができます。

上記の2点は裏を返せば、以下のことが言えます。
まず、転職エージェント経由でリアルな雇用条件を聞き出すことが可能です。オープン型の職員公募の場合、募集要項に記載された以外の雇用条件は、面接時にしか質問する機会がありません。エージェント経由であれば、自身の身分は伏せたまま、長期休暇の日数やボーナス支給実績などを遠慮なく質問できます。
もう一つ、こちらが転職エージェントを利用する上での強烈なメリットですが、オープン型の公募に比べて競争相手が圧倒的に少ないということです。オープン型の公募ではホームページ等で求人情報を公開するため、当然のこと当サイトでも情報提供していきますし、人の目に触れる機会が必然的に多くなります。非公開求人の場合、転職エージェント経由でしか求人情報を得られないため、言わずもがなネットで情報が流れることもありません。

エージェント系の人材紹介に馴染みの薄い人も多いと思われますが、オープン型公募との違いが分かりやすいのが下の表。転職活動中の方に利用者の多いリクナビネクストとの比較です。文字が小さいので詳しくは画像のリンク先をご覧あれ。

当サイトとしては、このような非公開求人に関する情報も掲載していきたいのですが、いまのところ対応できていない状況です。だからこそ僅かに残されたブルーオーシャン(資源豊かな海)でもあるわけです。

18.02.24 もう一押し!が足りない人のための「職務経歴書50選」

己を知るは孫子の兵法⇒ 《市場価値診断テスト》

自己PR書や志望動機書に比べるとやや事務的に作りがちになってしまう「職務経歴書」ですが、職務経歴書こそ転職希望者の実力や経験を物語る貴重な資料です。職務経歴書に「もう一押し」できる記述を盛り込めれば、それは必ずやアピール材料として面接場面などで活きてくるでしょう。

今回のネタ元はこちらです。
転職サイト@type「職務経歴書50選」

@typeの特集モノは実践的なノウハウに関する「気づき」が得られるのでお勧めです。

それではイメージ(画像)を交えつつ、職務経歴書の「もう一押し」例をご紹介して参ります。(画像をクリックすると原寸大のページへとリンクしています。)

上記の職務経歴書の例では、時系列順に記述した経験業務に加え、欄外に「活かせる知識・経験」として以下のような記述があります。

– 活かせる知識・経験 –
●Microsoft Office PowerPoint、Word、Excelでの提案資料、分析資料、手順書作成(X年)
●社外および社内での製品教育(X年)
●販売促進およびユーザ満足度向上のための企画立案と推進(X年)

職務経歴書に関する一般的な問題点は、結局のところ何をアピールしたいのか、焦点がぼやけるところです。時系列順に経験業務を並べていくと、どうしても字数が多くなってしまい、面接官が短時間で目を通すのは困難です。これでは職務経歴書がアピール資料として活かされません。
そこで、職務経歴書の中で注目してほしい部分、アピールできる能力などは、簡潔に別記しておくことをお勧めします。論文でいうところのAbstract(要旨)のようなものです。
こうすることで、読み手にとっては読むべき部分を絞れますし、書き手にとっては「もう一押し」が可能になります。これぞ職務経歴書におけるウィンウィンの関係と言えるのではないでしょうか。

さらに事例をもう一つご紹介しておきます。以下は前職がWebサイト製作というケースなのですが、職務経歴書の中に製作に携わったWebサイトの画像を貼り付けていますね。

このように「成果物」を見える化することは、自分自身の実績を第三者に示すうえで非常に重要です。当然のこと文章で書くよりも段違いのリアリティがありますし、職務経験のエヴィデンス(証拠)にもなります。営業職であれば、取り扱っていた商品の画像などでもよいと思います。直接的に大学とは関係が無くても、資料作りのセンスを感じますし、面接官との話のタネにもなります。話のタネを事前に仕込んでおくことは実践的なテクニックとして重要です。
せっかく職務経歴書をPCで作成するのですから、写真や図表などは積極的に活用していきましょう。

以上、職務経歴書をアピール材料として「もう一押し」するための実践テクニックのご紹介でした。リンク先のサイトでは他にも多くの事例が掲載されていますので、応募書類を作成する際の参考にしていただければ幸いです。

18.02.01 大手求人サイトでのオープン公募がガチである理由

いわゆる情強です⇒ リクナビNEXT

大学業界への転職を検討中の方であれば、求人情報の収集には余念が無いことと思われる。いまや大半の大学における事務職員の採用は公募制となっており、大学業界への扉は広く開け放たれていると言ってよいだろう。求人情報さえ手にできれば、誰もが大学業界への就業機会にアクセスすることができる。一方で、一部の大学においては、公募情報の掲載から締切まで1週間程度など、本当に公募の意志があるのかと眉唾ものの求人もあり、全ての求人情報がアテになるわけではないのも事実。それに対して、やはりリクナビネクストやマイナビ転職などの大手求人サイトを通じた公募は、ガチの公募だろうと考えられる理由が本日のテーマ。

大手求人サイト経由の公募がガチである根拠として、まずは下表を見ていただきたい。
ちなみにネタ元はこちら。
リクナビネクスト
https://next.rikunabi.com/

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上の表は大手求人サイト、リクナビネクストへの求人掲載費用である。
最低18万円から、最高180万円までのプランが用意されている。
表の見方は、数字(1~5)が増えるほど求人ページの情報量が多くなる。また、掲載期間は2週間が基本だが、アルファベットの「L」が付いたプランでは4週間となる。より詳細な情報はこちらを参照。

さらに具体例を出して、実際に各大学が支払っている費用を検証してみる。
費用を見分けるポイントは、求人ページの末尾部分。
画像が小さくて申し訳ないが、ご覧のとおり写真が3枚と社員インタビューが1名分である。
このスペックだと上表の「N2」に該当し、掲載期間にもよるが概ね30万円前後のコストとなる。

ちなみに、上記の事例は沖縄科学技術大学院大学である。沖縄科学技術大学院大学は募集職種ごとに採用ページを分けているので、毎月数十万から100万近い費用をかけているのではないかと思われる。
大学業界に関して言えば、上記の「N2」ないしはベースプランの「N1」の利用が中心となっている。

全くの他業界ではあるが、一条工務店さんなどは、上表で「N5」の求人ページをいくつも掲載しているので、毎月1000万円程度の費用を支払っているものと思われる。
このように大学業界の採用活動をコストの面から検証してみると、大手求人サイトを利用する大学が、いかに本腰を入れて採用活動を行っているかが分かる。
特に中規模以下の大学では、本気度の怪しい公募情報を自校ウェブサイトに掲載しているケースが散見される。一方、小規模であっても、大手求人サイト経由で公募を行っていれば、それはガチと判断してよいだろう。
転職者におかれては、限られた時間を有効に活用するため、ぜひこのような視点を持っていただきたいと思う。

18.02.01 大手求人サイトにおける求人広告の掲載費用の実態

第1問 「君ってお酒飲める?」⇒ 《鬼の面接力診断》

大学業界への転職を検討中の方であれば、求人情報の収集には余念が無いことと思われる。いまや大半の大学における事務職員の採用は公募制となっており、大学業界への扉は広く開け放たれていると言ってよいだろう。求人情報さえ手にできれば、誰もが大学業界への就業機会にアクセスすることができる。

一方で、一部の大学においては、公募情報の掲載から締切まで1週間程度など、本当に公募の意志があるのかと眉唾ものの人材募集もあり、求人情報の質は必ずしも一定ではないと思われる。
それに対して、やはり大手求人サイトに掲載される求人案件は、そこに求人情報を掲載するだけで多額の出稿料がかかることもあり、採用する側の本気度は間違いないと言える。そこで今回は、大手求人サイトにおける求人情報の掲載費用について実態を調べてみることにした。

上の表は大手求人サイト「リクナビネクスト」の求人掲載費用である。
最低18万円から、最高180万円までのプランが用意されている。
表の見方は、数字(1~5)が増えるほど求人ページの情報量が多くなる。また、掲載期間は2週間が基本だが、アルファベットの「L」が付いたプランでは4週間となる。より詳細な情報はこちらを参照。

さらに具体例を出して、実際に各大学が支払っている費用を検証してみる。
画像が小さくて申し訳ないが、下の画像は以前によく公募を実施していた大学の求人ページの抜粋である。
職場を紹介する写真が3枚と、社員インタビュー1名分が掲載されている。
この広告スペックだと上表の「N2」に該当し、掲載期間にもよるが概ね30万円前後のコストとなる。

この大学は募集職種ごとに採用ページを分けていたので、毎月数十万から100万近い掲載費用をかけているのではないかと思われる。
大学業界に関して言えば、上記の「N2」ないしはベースプランの「N1」の利用が中心となっている。
全くの他業界ではあるが住宅メーカーの一条工務店さんなどは、上表で「N5」の求人ページをいくつも掲載しているので、毎月1000万円程度の掲載費用を支払っているものと思われる。

このように大学業界の採用活動をコストの面から検証してみると、一般企業と同じ土俵で、多額の費用をかけているケースがあることが分かる。もちろん、その費用は「本気度」の裏返しでもある。
冒頭でも触れたが、一部の大学では、応募期間が非常に短い求人情報を自校ウェブサイトにのみ掲載するなど、公募の意志が怪しい人材募集が少数だが存在した。一方、小規模であっても、大手求人サイト経由で公募を行っていれば、それはガチ公募と判断してよいだろう。

18.01.29 大学職員への転職活動はどの程度の長期戦を覚悟しておくべきか


大学職員への転職を検討されている方の中には、これが初めての転職活動だという方も少なくないかと思います。暗中模索の手探り状態でエントリーシートを書き、見事に書類選考を突破すれば、複数回の面接を経て、内定へとつながるわけですが、なかなか1ヶ月や2ヶ月で内定を獲得できるほど容易いわけではありません。

大抵の方は応募書類を作成するのに1校あたり最低でも2週間はかかっているかと思います。在職中の転職者であれば土日のみ転職活動に充てられるとして3週間はかかるでしょう。
せいぜい2000字程度の作文ではありますが、いざ机に向かってみると、そうサクサクと筆が進むものではありません。2時間で5行程度しか進まない、ということも珍しくはありません。
志望度合いによって力の入れ加減を調節したとしても、1度に掛け持ちできるのは2校が現実的、どう頑張っても3校が限界というところかと思います。

以下のデータは一般的な転職活動における転職決定者の平均応募社数です。データはリクナビネクストとリクルートエージェントのサイトから拝借したものですので、あくまで全業界の平均値であることをお断りしておきます。
リクナビネクストのデータによれば平均応募社数は18社とのことですので、同時掛け持ちが3社(校)ということであれば、1サイクルの応募に1ヶ月はかかるとして、内定まで最低6ヶ月は必要となる計算です。
ただし、公募を行っている大学の数には限りがありますから、いわゆる「弾切れ」を考慮すると、もう少し長期戦を覚悟しておいた方が無難かもしれません。

転職成功者の平均応募社数は18社(出典:リクナビネクスト)

内定を得るまでに何社に応募した(出典:リクルートエージェント)

私自身の体験談としては、最初の大学に応募書類を提出してから2ヶ月程度で内定を獲得しました。ただし、書類作成の期間を含めると3ヶ月から4ヶ月くらいかかっているかもしれません。
この期間、週末はほぼ転職活動に費やしました。4ヶ月もの間、貴重な週末を内定可能性の低い転職活動に費やし続けるのは、在職中の転職活動者にとって精神的にとても辛いことです。私もこれ以上長期化していたら、志半ばで転職を諦めていたかもしれません。

転職活動がどれだけ長期化するかは個人差があるかと思います。内定体験記の中で「大学職員の公募は順番待ちではない」と書きましたが、受け続けていれば内定が出るというものではありません。
最初は誰しも転職初心者ですが、面接を10回程度こなしているうちに、だんだんとコツがつかめてきます。自己紹介で躓かない工夫や志望理由を淀みなく語る工夫など、多くの改善点に気づくことでしょう。そこが内定獲得に向けたスタートラインですから、そうした「内定力」をどれだけ早期に身に付けるかが重要であり、転職活動が短期決戦になるか長期決戦になるかの分かれ道です。

17.09.04 契約職員を目指すなら「紹介予定派遣」が安・楽・短である理由


大学職員の採用区分に「専任」と「契約」があることは、この業界を志望されている方におかれてはよくご存知のところかと思われます。
専任職員の公募においては、書類選考を含めて最終面接までに少なくとも3回、多くの場合は4回5回の多段階選考が実施され、採用人数によっては倍率が100倍を超えることも珍しくはありません。
契約職員の採用においても、専任職員とは異なり雇用期間が限られているとはいえ、直接雇用であることに変わりはなく、2回3回と選考をくぐり抜けなければ採用に至らないケースもあります。

言うまでもなく、求職者の立場としては、選考のステップが多いほど負担になります。
面接等の選考試験が複数回実施されれば、仕事をその都度休まなければならない精神的負担や、もし現在の仕事が日給制等の場合には収入の減少にもつながりかねません(それで採用されるならいいですが、不採用では泣き面に蜂です)。

そこで、契約職員を目指す場合のサブルートとしてご紹介したいのが「紹介予定派遣」という制度です。
紹介予定派遣という言葉は聞いたことがあるけど詳しく知らないという方もおられるかと思いますので、簡単に概要を説明すると、この制度には以下の特徴があります。

紹介予定派遣とは・・・
「紹介予定派遣」は平成16年3月1日に、労働者派遣法の改正にともない導入された制度です。
紹介予定派遣とは、労働者派遣のうち、派遣元事業主(パソナ、テンプスタッフなど)が、派遣労働者を派遣先に対して職業紹介を行う(ことを予定している)ものをいいます。
派遣期間は法令で最長6ヶ月と決められています。ただし、実際には3ヶ月程度に設定されることが多いようです。
※正確にはH16年以前からありましたが、制度の利用促進に向けて大きく緩和されました

上記の説明を図解すると、以下のようになります。
図中では「正社員や契約社員に雇用」とありますが、実際のところ紹介予定派遣からいきなり専任職員として雇用されるということは考えづらいかと思われます(もちろん、その後の勤務評価で専任職員に登用される可能性はあります)。

なお、紹介予定派遣については、派遣会社の求人ページにて「紹介予定」であることが、以下のように明示されています。


※画像はリクナビ派遣のもの。

以上が紹介予定派遣に関するひととおりの制度説明ですが、ではなぜ、紹介予定派遣が契約職員への近道なのかという点について言及していきたいと思います。

第一に、これは当然と言えば当然のことですが、紹介予定派遣を利用するには派遣会社に登録していることが大前提となります。この時点で、誰でも応募することができる公募採用に比べて、考えるまでもなく応募者の母集団の数が異なります。また、派遣会社に希望を伝えておけば、紹介予定派遣を募集している大学をピックアップしてくれますので、自分自身で情報収集する手間も省けます。

第二に、これは大学によって異なる可能性があり一概には言えませんが、紹介予定派遣とは言っても、まずは派遣社員での勤務スタートとなりますから、役員面接などを実施せずに現場判断で採用となる可能性があります。このあたりは大学の規模や学内規程にもよるでしょう(紹介予定派遣の採用規程を特別に設けていなければ、基本的には通常の人材派遣と同じような扱いであると思われます)。部署判断での採用が行われるということは、もし面接等が行われるとしても、その回数が少ない(採用活動の負担が少ない)ということになります。

第三に、紹介予定派遣の制度趣旨にも関わりますが、やはり大学側としては採用試験での一発評価ではなく、数ヶ月間の働きぶりから直接雇用の可否を判断してくれるので、面接での自己PRが不得手な方にとっては、自身の持ち味をアピールする機会は圧倒的に多いと思います。大学側は直接雇用に切り替えることを前提としているので、基本的には配属先の上司・同僚と良好な関係が築ければ、それで特に問題は無いでしょう。

以上、今回は契約職員としての採用を目指すうえでのサブルートとして、紹介予定派遣についてご紹介をいたしました。公募採用で内定に至らずに難儀されている場合、一つの選択肢としてご検討されてはと思います。