字数不足の回避策

一般的に字数制限のある作文では指定字数の8割以上を埋めなければ
ならないと言われています。
800字の指定であれば、640字以上を埋める必要があるということです。
文字数をオーバーしてもダメですが、それなりの文字数がないと
見た目にも貧弱ですし、あまり印象も良くないでしょう。

ところが、作文試験は一発勝負のため、下書きができません。
下書きができないということは、実際に文章を書いてみないことには
どの程度の文字数になるか予想が難しいということです。
原稿用紙の半分くらいまで書き進めてからようやく、
これは文字数が足りなそうだぞ(汗)ということに気がつくのです。
昔の新聞記者ならいざ知らず、特別な訓練を受けていない素人が、
文字数に合わせて文章を作るのは至難の業です。

そこで、いつも文字数を満たすのに苦労するという方に、
誰でもできる簡単なテクニックをお教えします。
このテクニックがあれば、最後の10分に何を書き足そうか
あたふたと慌てる必要もなくなります。
字数合わせのための無意味な書き足しで、文章全体のバランスが
崩れるという心配もなくなるのです。

まず、時間と文字数が指定された作文試験においては、
書き手の想像よりも文字数が少なくなることが一般的です。
いつも文字数がオーバーするという方は非常に稀でしょう。
多くの人の場合、文章を書いてみると意外に文字数が少ないものなのです。
その理由は、作文試験という一種の指示・命令に対して、
知らず知らずのうちに、事務的・合理的な文章を書いているためです。
一方的に「書かされている」という意識が働くため、必要最小限の
合理的な文章を書いてしまっているのです。
必要最小限ですから、無駄な贅肉も華美な修飾もありません。

ここまで書けばもうお分かりかと思いますが、
合理的な文章を書くから文字数が足りなくなるのです。
無駄な文章を省くのですから、文章量が減るのは当然です。
これを逆手に取って、非合理的な「より自然な文章」を書いていけば、
おのずと文字数も増えていきます。

いつも1~2割ほど文字数が足りないんだけど、という方には特にお勧めします。

さて、この文章。やたらアンダーラインが多いと思いませんか?
このアンダーラインの部分が文字数を増やすテクニックなのです。
じっくりと上記の文章を読んでみてください。
アンダーラインの文章がなくても、文章全体の意味は同じではありませんか?
それが答えです。
つまり、直前の文章と同じことを、言葉を変えて書いているだけなのです。
その部分をカットしても文章全体の意味は変わりません。
しかし、アンダーライン部分があった方が、より自然で読みやすく、
理解もしやすい文章になります。
ここでのテクニックは、文字数を増やすと同時に、文章のクオリティも
向上させる必殺技なのです。
方法は簡単。同じことを、言葉を変えて繰り返す。これだけです。

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Buffer this page