どんな人が有利か

他業界の採用試験と同様、大学職員でも経歴による有利不利があります。
優れた経歴であれば、書類選考や筆記試験で多少のゲタを履かせてくれます。
何校かの職員公募に応募する中で、一度も書類選考で落ちたことが無い
という方もいらっしゃるでしょう。

ただし、経歴での優遇は、全体の中で極めて優れた経歴を持つ場合のみです。
数百人もの応募者に対し、些細な違いでランク付けしているとは思えません。
応募者の大半は全く平等に評価を受けることになると思いますので、
少しくらい見劣りしていたとしても諦めないでください。

まず、転職の場合、最も重視されるポイントは職歴でしょう。
一度でも面接試験を受けられた方であればご存知だと思いますが、
面接官からの質問内容の多くは業務経験に関するものです。
学生時代のことはあまり聞かれません。
どのような業界か、業務内容や経験年数などを細かく質問されます。
転職市場での一般論ですが、やはり都銀や同業出身者に対しては
一般的にプラスオンの評価があります。
都銀が評価される理由は、経歴にキズが無く、経営部門に転用可能な
業務経験を得やすいためではないでしょうか。
銀行員に対して特別な信頼を抱くのは、日本の国民性だと思います。

なお、大手企業出身であっても過度な期待は禁物です。
誰もが憧れる一流企業は別として、法務やファイナンスなど中枢系の
スタッフ部門の業務経験が無いかぎり、特別扱いは無いものと思われます。
やはり近年は応募者の水準が上がってきていますので、
職歴に関しては謙虚にとらえるべきだと思います。

次に学歴について、やはり母校出身者が圧倒的有利と言わざるを得ません。
特に東京六大学クラスほどその傾向は強いように思えますし、
私も某有名私立大学で書類選考落ちという苦い経験をしています。
大学によっては採用実績を公開していますので、応募前にあらかじめ
確認しておくことをお勧めします。
参考)関西大学の採用実績(新卒・既卒)

母校を除けば、比較的に幅広い大学から採用実績があるようです
個人的な感想ですが、一般企業ほど学歴は重視されないように思います。
やはり学歴における些細な違いより、職歴の方がよほど重要でしょう。
なお、転職市場には就職氷河期に泡を食った高学歴女性があふれています。
大学職員が女性に優しそうなイメージがあることを踏まえれば、
応募者の学歴は高度化が進んでいると見ていいでしょう。

最後に資格ですが、一般企業以上に語学は強力な武器になると思います。
将来における一層の国際化を見据えれば、大学は一般社会に先んじて
国際化を推進する必要があると考えています。
また、大学職員の職務には直結しませんが、アカデミックの世界は
そもそも海外からノウハウを吸収してきた経緯もあります。
TOEIC800点クラスの実力があれば、このスキルを中心に
面接を展開させることは効果的かと思います。
その他、税理士の科目合格や、社会保険労務士などもアピール可能かと
思いますが、これら専門スキルはアウトソーシングが基本です。

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