短所を長所に変える

就職活動の金言としてよく言われることですが、自身の短所を長所に変えることは、面接試験において非常に重要です。
短所や欠点は長所より遥かに目立つため、隠そうにも隠しきれません。
人前で話すのが苦手な方であれば、どんなに外交的な性格を演じたとしても、その本性はすぐにバレてしまいます。
積極性が欠けている方であれば、どんなにリーダーシップを演じたとしても、その裏付けとなる行動が伴わないため、まったく信用されないでしょう。
重要なので繰り返しますが、短所を「隠す」「ごまかす」は得策ではありません。

一方で、性格上の短所というものは、必ずしもネガティブに考える必要はありません。
短所も長所と同じく個性の一つであり、魅力的な短所のことを「個性的」と言ったりもします。
「個性的」も良かれ悪かれの両面がありますが、数百倍の高倍率を勝ち抜くためには、どんな個性も無いよりマシです。記憶に残らない「フツー」という印象が最も良くない。
また、積極性の欠如は慎重さの裏返しであるように、短所と長所は表裏一体だったりもします。
短所だけにスポットを当てるのではなく、短所と同居する長所に着目しましょう。

自身の短所にコンプレックスを抱えるばかりでは、面接会場でも本能的に「隠す」「ごまかす」という行動につながってしまいます。
たとえ短所を「隠す」ことに成功しても、プラマイゼロの状態になるだけですから、どのみち内定には繋がらないでしょう。フツーという印象は、何の加点にもなりません。
冒頭で「短所を長所に変える」と書きましたが、より具体的には、「個性的で見どころのある自分をプロデュースする」ということです。

積極性の欠如を自覚しているなら、それは真面目さや慎重さの裏返しかもしれません。
日々の生活やこれまでの人生を振り返って、「自分って真面目だなー」とか「ホントに慎重だよなー」と思えるような体験を探してください。提出書類は3回チェックしないと気が済まないとか、小学校時代に皆勤賞を貰ったとか、いろいろ思い浮かぶはずです。
そうした裏付けを踏まえて、「勤勉でリスク感覚に長けた人材」としてセルフプロデュースすればよいのです。
すでにお気づきと思いますが、この思考過程は自己分析とまったく同じですね。

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