どのようなタイプの人が苦手か

どのようなタイプの人を苦手に感じますか?
これは近年の面接で非常に頻出の質問です。
面接も後半に差し掛かり、いろんな話題に触れられるなかで、
突拍子もなく聞かれるそうです。
また、この質問をされると、けっこうボロが出るという話を聞きます。
想定外の質問がミス(失言)を誘発するパターンですね。
かなり頻出らしいので、頭の片隅にでも入れておくとよいと思います。

なぜ、あちこちの大学でこの質問が使われるのでしょうか。
人間は誰しも多かれ少なかれ対人関係でトラウマを持つものだそうです。
職場の上司に無能扱いされるとか、自分より他の誰かが贔屓されているとか、
ストレスの理由は至るところに転がっています。
こうした社会の中で、日々傷つきながら私たちは生きています。
対人関係にまったく悩みが無いという方が無理な話です。

ところが、、、
他人に対して苦手意識を持つ人ほど、周囲からも苦手に思われている。
このことも言い得て妙なのだそうです。
たとえば、以下のやりとりをどう思われるでしょう。

面接官「現在の職場でどんな人が苦手ですか?」
志願者「そうですねえ、、、メールの書き方とか、電話のメモとか、些細なことに口うるさい人です。」

あなたが面接官の立場なら、この志願者に対してどのような印象を持つでしょう?
仕事が雑な人、ストレスを溜めやすい人、扱いづらい人、関わりたくない人
そんなふうに思いませんか?
苦手なタイプを質問されたのに、むしろ自分の株を下げてしまっています。

人間関係、特に職場内のようなクローズドな環境において良好な関係を築くには、
お互いがポジティブな感情で交流することが必要です。
ネガティブシンキングで他人と接していては、自分も周囲からも受け入れられません。
「どのようなタイプが苦手か」という質問は、対人関係におけるポジティブ度を
試されていると考えてよいでしょう。

この手の質問に対する模範解答としては、「特にいません。幸いに、人間関係に恵まれてきました」などと簡潔に答えればよいでしょう。
素っ気ないほど手短に答えてしまって構いません。
長々と語るほど、むしろ自分の株を下げるだけです。
あるいは、「あえて言うならば、責任感の無い人でしょうか」と答えるのもOKです。
無責任な人間は人間社会共通の敵ですから、ハッキリとダメ出ししても構いません。
その場合でも、「あえて言うならば」という枕詞を付けることで、柔らかい印象を与えることも大切かと思います。

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