書類作成のテクニック

就職活動の応募書類に限らず、自由作文を読むと、
その人の基礎学力が分かる
ものです。
漢字や文法などの国語力だけではなく、文章作成における
ビジネススキルも分かります。
法務や経営部門での社会人経験のある方は、やはり作文においても
見栄えのする文章を書くことができます。
社会人としての下積みを通じて、厳しい訓練を受けてきた賜物でしょう。

書類作成テクニックの中心は、こうした基礎学力の高さを見せることと、
面接を有利に進める下地を作ることにあります。
応募書類と面接試験を切り離さず、それぞれが相乗効果を発揮するよう
注意しましょう。

1)理知的で流麗な文章
応募書類の作成では、言葉や言い回しに注意してください。
何度も何度も推敲を重ねてください。
単に難しい単語を並べるのではなく、知的で流麗な文章を心掛けてください。
知人に見せても恥ずかしくないレベルの文章を書ければ大丈夫です。

即効性のある訓練方法としては、新聞の社説欄の書写です。
面倒な作業ですが、これは非常に効果的です。
社説の優れたところは、筆者自身の視点での問題提起がある点です。
問題提起の前にどのような「助走」をするのか、
どのタイミングで問題提起を切り出すのか、
そのバランス感覚は志望動機書や作文試験にも大いに活きてきます。
これは私が学生時代にマスコミスクールに通ったときにも同じことを言われました。
サビで盛り上げるためには、Aメロ・Bメロが重要だということです。

なお、冒頭に「難しい単語を並べない」と書きましたが、
作文試験では少し事情が変わります。
ワープロも辞書も使えない作文試験では、難漢字を使うことで
語彙力の高さをアピールできます

語彙力は学力の基礎ですから、大学に限らず様々な業界で
評価されるでしょう。

2)キーワードを散りばめる
選考試験における応募書類の役割として重要なことは、
面接試験の予備資料になるということです。
面接官は面談と面談の合間に次の応募者の提出書類に目を通し、
履歴書や志望動機から応募者の人物像をイメージします
学歴や職歴からどのような人生を歩んできたのか、
どのようなことに関心があるのか、それらを踏まえたうえで面接を課します。
面接官が質問することの多くは、これら応募書類が題材になっているのです。

面接を受ける側としては、これを逆手に取る必要があります。
面接官が質問しやすいような、さらに、自分の得意分野に面接官を
誘導できるような応募書類を作りましょう。
重要なので繰り返し言います、面接官を「誘導」してください

そのために重要なのは、応募書類の中に、面接官の目につきやすい、
印象に残るキーワードを散りばめることです。
特に得意分野については、平坦な文章をツラツラと書くのではなく、
効果的に「単語」を使ってください。
面接官は応募者との対面前の限られた時間で応募書類に目を通しますから、
単語の方が印象に残りやすいのです。

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