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17.11.24 《東京・大都市圏 VS 地方都市》地域別転職エージェントの選び方


近年、大学職員の公開求人には100倍を超える応募も珍しくありません。必ずしも倍率の高低のみが難易度を左右するわけではありませんが、なるべく高倍率を回避したいというのが応募者心理でしょう。
実際のところ、応募倍率が極めて高い求人の場合、珠のように光る個性があったとしても、群衆の中に埋もれてしまうリスクがつきまといます。このような「事故」によって志望するキャリアや夢が失われることのないよう、ベストエフォート(最善の努力)を尽くしていくことも大切です。

そして昨今、高倍率を回避するための善後策として、《非公開求人の発掘》に興味を示す大学職員志望者が増えてきています。
ネット上で一般公開されている求人情報は、大袈裟かもしれませんが全世界70億人の目に晒されています。それが大きな母集団を形成し、結果として100倍、200倍という高倍率へとつながります。インターネットに公開されているか否かで、母集団の大きさは数千倍の違いが出てきます。
大学職員志望者にとって、ネット非公開の求人情報は、まさにブルーオーシャンと言えるでしょう。世間ではインターネットを駆使できる人のことを情報強者(情強)と呼んでいますが、大学職員志望者においてはネットに依存しない人が情強なのです。

さて、非公開求人の具体的な入手方法は、大都市圏を中心に事業所を展開する「転職エージェント」からの求人紹介となります。転職エージェントは成功報酬型のビジネスのため、私立大学をはじめ中小の事業者にとっては使い勝手のよい採用媒体です(新卒就活生が利用するリクナビは求人情報を掲載するだけで費用が発生します)。
転職エージェントを利用するうえで、最大のネックとなるのが「事前面談」です。転職エージェントに所属するコンサルタントと面談を受けることが、非公開求人の紹介を受ける条件となっています。前述のとおり成功報酬型のビジネスですから、転職本気度の低いクライアントまで相手にしていられません。

そこで問題となるのが転職エージェントの事業所所在地です。転職エージェントを利用したくとも、日常生活圏内に事業所がなくては使えません。
主要転職エージェントの事業所所在地をまとめると、以下のとおりになります。

リクルートエージェント
http://www.r-agent.com/
北は北海道、南は福岡まで、全国に16拠点。具体的には、札幌、仙台、宇都宮、大宮、千葉、東京(丸の内・立川)、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡。

マイナビエージェント
https://mynavi-agent.jp/
東京、大阪、名古屋の3拠点。

DODA(デューダ)
http://doda.jp/
札幌、仙台、東京(丸の内)、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡。

type転職エージェント
https://shoukai.type.jp/
東京(赤坂見附)のみ!

ご覧のとおり、転職エージェントにより事業所の数は大きく違います。リクルートエージェントは求人数・事業所数とも業界トップです。マイナビエージェントは3大都市圏に資源を集中投下しているのが分かります。DODAは事業所数で2番手ですが、リクルートエージェントと完全に重複していますね。ちなみにDODAは全国最大級の転職フェアが売り物で、早稲田大学や慶応大学も出展実績があります(つまり、早稲田と慶應はDODAの顧客だということです)。

転職エージェントの利用は基本的に「掛け持ち」のメリットがあります。その理由は独占求人の存在。転職エージェントはそれぞれが顧客を抱えているので、転職エージェントを掛け持ちするほど非公開求人に出会えるチャンスが増えます。
東京・名古屋・大阪の三大都市圏にお住まいであれば、リクナビエージェント・マイナビエージェント・DODAの3社が利用可能となります。
日本の私立大学は三大都市圏に集中しているので、これらの地域で転職活動ができるということは、実はヒッジョーに有利だと言えます。転職エージェントの掛け持ち利用のメリットが最大限に活かせる地域です。

その一方で、地方在住者は事前面談がネックとなり、転職エージェントを利用しづらいという問題があります。日本海沿岸地域や四国地方には、転職エージェントの事業所が一つもありません。静岡から東京までも新幹線での移動が必要ですし、九州各県から福岡への移動も大変です。

しかし、郊外や地方在住の方でも転職エージェントの利用を諦めることはありません!マイナビエージェントは東京・名古屋・大阪に事業所を展開すると同時に、事業所への来社面談が困難な場合には電話での面談が可能です。事前面談の柔軟さがマイナビエージェントの強みと言えるでしょう。
転職エージェントを利用する目的は、あくまで非公開求人情報を手に入れることです。来社面談であれ電話面談であれ、面談さえ済ませてしまえば非公開求人情報へのアクセスが手に入るのです。インターネットとメール環境があれば、大都市在住者と互角に情報戦を戦うことができます。

前述のとおり、転職エージェントによる非公開求人は期待と可能性に溢れるブルーオーシャンですが、大学職員という職業の知名度が広がれば広がるほど、転職エージェントの利用そのものが常套化するでしょう。つまりは、抜け道が抜け道でなくなる、抜け道が正門になる、という言い方もできるでしょう。
大学職員志望者にとっていまするべきことは、使える手段を総動員して、一刻も早く、早期内定を実現することでしょう。

⇒求人情報を20件ずつ一覧表示する

17.11.21 エージェント系求人大手4社の利用と選択

近年、大学職員の公開求人には100倍を超える応募も珍しくありません。手当たり次第に応募する人まで相手をしていられない、それが人事担当者のホンネでしょう。
大学業界への早期内定を獲得するためには、攻めの戦略が必要となります。情報を待つだけの「受け身」の転職活動からは卒業しましょう。誰でもやっていることを同じようにやっているうちは、いつまでも集団から抜け出すことはできません。100人の群れの先頭に立つための着実な行動が必要です。

そのための「確かな一歩」と言えるのが転職エージェントの活用であり、隠された情報を自分から取りに行くという実践的行動です。もはや転職活動が情報戦であるということは周知の事実であり、公開求人サイトだけを頼りにしているようでは、惰性的な転職活動だと言わざるをえません。たったこれだけのことで、マイナビ転職などの公開求人サイトを見ているだけの転職希望者に差をつけることができます。

そこで今回は、『エージェント系求人大手4社の利用と選択』と銘打っていますが、それぞれの独占求人もあるハズなので、3つくらい掛け持ちで利用するのも当然にアリだと思います。

No.1 リクルートエージェント

リクルートエージェント
http://www.r-agent.com/

リクルートエージェントは転職エージェント業界の最大手であり、非公開求人の案件数は10万件以上と群を抜く存在です。非公開求人案件の情報収集が目的であれば、リクルートエージェントが第一候補となるでしょう。
筆者が求職時代に利用していたのもリクルートエージェントです。現在と少し事情は異なるかもしれませんが、申し込みからサービス提供までの流れをご紹介したいと思います。

まず、ホームページから転職サービスに申し込みますと、リクルートエージェントから面談日のアポイントが入ります。面談はリクルートエージェントの営業拠点で行われ、キャリアアドバイザーとの1対1の面談となります。面談を行ったキャリアアドバイザーが担当として固定され、基本的に転職確定まで同じキャリアアドバイザーとコンビを組むことになります。

なお、面談ブースには情報検索用のPC端末が設置されているので、その時点で出ている非公開求人の求人票を見せてもらうことができます。キャリアアドバイザーからも「こんな案件は関心がありますか?」という質問があるでしょう。このようなやり取りを通じて、希望条件の周辺領域(関連業界や関連職種)について新たな発見が見つかるかもしれません。

面談実施後にウェブの個人ページが利用可能となり、この個人ページを介してキャリアアドバイザーから非公開求人を提供してもらうことになります。ちなみに、リクルートエージェントのホームページには「ログイン」ボタンが見当たりませんが、これは個人ページのURLも一般には非公開となっているためです。

また、転職エージェントについて誤解の多い点ですが、面談を受けて正式にサービスを利用開始しても、すべての非公開求人が検索可能になるわけではありません。転職エージェント経由での転職活動は、自分で求人情報を検索するのではなく、担当のキャリアアドバイザーから希望に沿った求人案件の紹介を受けるという流れになっています。つまり、希望とは無関係の求人情報までフルオープン状態になるわけではないということです(逆にフルオープンになってしまったら非公開にしている意味がありませんね)。大学業界への転職が希望であれば、私立大学や関連業界・関連職種の求人を案内されると思います。

面談を実施する営業拠点は、北は北海道、南は福岡まで、全国に16拠点があります。具体的には、札幌、仙台、宇都宮、大宮、千葉、東京(丸の内・立川)、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡です。上述のとおり転職エージェントの利用にはキャリアアドバイザーとの面談が必須のため、身近な場所に営業拠点があることは重要な要素です。

ちなみに、ときどき私立大学の公開求人情報も載っているので、リクルートエージェントを現在利用していない方もときどきチェックするとよいでしょう(ただし、公開求人情報を見つけてから会員登録するのでは出遅れと言わざるをえません)。

なお、より詳しい体験記を下記に掲載しています。
転職エージェント利用体験記(大学職員内定体験記)
http://naiteiweb.com/souki/agent/

No.2 マイナビエージェント

マイナビエージェント
https://mynavi-agent.jp/

人材紹介業界においてリクナビと双璧をなすのがマイナビ。当然のことマイナビ系列の転職エージェントを無視することはできません。その理由は独占求人の存在があるから。リクナビネクストとマイナビ転職を見比べれば分かるとおり、求人情報は重複していません。両方の求人情報を得るためには、転職エージェントの掛け持ち利用が必要です。

また、マイナビエージェントの利用において便利なのが、キャリアアドバイザーとの面談の柔軟さ。エージェント系転職サービスでは通常、求人申し込みの前にキャリアアドバイザーとの直接面談が必要ですが、来社面談が困難な場合には電話での面談が可能です。郊外や地方在住の方でも転職エージェントの利用を諦めることはありません。

なお、マイナビエージェントはウェブサイト上で求人案件数などをアピールしていませんので、おそらく規模においてはリクナビエージェントに次ぐポジションでしょう。また、営業拠点も東京・大阪・名古屋のみとなっています(もっとも、私立大学の多くがこれら三大都市に集中しているので、主要エリアはカバーしていると言えます)。

No.3 DODA(デューダ)


DODA(デューダ)
http://doda.jp/ 

80年代に「デューダする」のCMで一世を風靡したDODAですが、現在はインテリジェンス傘下で転職エージェントを運営しています。こちらも全求人案件の80~90%が非公開求人となっていますが、ちらほらと私立大学の公開求人情報が掲載されております。

さて、DODAと言えば、大都市圏で年に数回開催される「DODA転職フェア」が有名です。転職者を対象としたリアルサイトでのイベントとしては日本最大級でしょう。
過去には早稲田大学と慶應義塾がイベントに出展し、『私立大学職員としてのキャリアと早稲田大学』、『大学で働く魅力とは~教育・研究・医療を支える職員として~(慶應義塾)』というテーマで講演を行っていました。


私立大学による「DODA転職フェア」への出展実績は他にもありますから、時間に都合がつけば現場に足を運ぶのもよいでしょう。貴重な経験になるはずです。
特に志望動機がフワフワしている方!パソコンの前で悶々と時間を過ごすよりも、実際に現役の大学職員と意見交換をしてみてください。おそらく不安のタネは、ご自身の志望動機が面接で通用するのか、ということでしょう。出展ブースで膝を突き合わせて懇談すれば、その種の悩みはかなりクリアになるのではないかと思います。
なお、転職フェアには当日参加も可能ですが、事前登録のうえ参加するとAmazonギフト券(500円)がもらえたり、また、会場ブースでの訪問社数に応じてギフト券(2社訪問につき500円、上限4社まで)がもらえます。

No.4 type転職エージェント

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type転職エージェント
https://shoukai.type.jp/

リクナビ・マイナビに次ぐ転職エージェントは、複数迷ったうえでtype転職エージェント(以下、type)を推奨します。typeと言えばIT技術者の転職支援に強いというイメージを持っていましたが、意外や意外。社名検索で「大学」を調べてみると、常時10件以上の非公開求人案件がヒットします。

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東京(赤坂見附)の営業拠点に来社面談しなくてはならないため首都圏在住者でなければ厳しいところですが、逆に考えればライバルが少ない(ブルーオーシャン)ということでもあります。
誰でも得られる情報源には、既に転職希望者が殺到しています。フルオープンの求人案件には100倍を超える群衆が我も我もと押し寄せています。エージェント系の非公開求人ならば、その倍率が1/10程度になるかもしれないと言ったら大袈裟でしょうか?もちろん倍率が下がれば内定が獲れるというわけではありませんが、高倍率にありがちな「実力者のまぐれ落ち」は避けられます。倍率と難易度は別モノだと常々お伝えしてきていますが、高倍率の怖さは「数に埋もれてしまう」という危険性にあります。その意味で、エージェント経由での転職活動は、本来の転職力を評価してもらうことができる機会だと考えています。

17.11.20 自己PRに行き詰まったときは「転職診断力テスト」を使ってみてはどうだろうか?

わたしは民間企業で10年ほど働いたあと大学業界に転職しましたが、転職活動中は考えが煮詰まったり気持ちがモヤモヤしたり、内定に向けて気持ちを前進させるのに苦労しました。
自己分析や志望動機を考えて、応募書類を作らないといけないのに、ボンヤリしながらスマホをいじっているうちに何時間も過ぎてしまう。転職活動の「あるある」話かと。

そんなときには無料の転職診断テストを使ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに、今回のネタ元はこちら。

転職診断力テスト
http://type.jp/s/contents-cat3/

というわけで、わたしも早速やってみました。
あわよくば上位大学への転職を考えなくもないので、やや本気に回答。
結果は79.7点ということで、まずまずOKでしょうか。
予想内定社数は2.5社、予想年収は696万円とのこと。このあたりの数字がやけにリアル(笑

テストを受けることで、思考停止したアタマを転職活動に向かわせることができるし、転職活動を一歩前進させたという手応えも得られるハズ。
また、診断結果では自身の潜在能力が文章化されるので、それを自己PR書の一部に取り入れるのもアリでしょう。書類作成に行き詰まっている人は、第三者の文章からヒントを得るのも打開策の一つです。

転職力診断テストの他にも、市場価値診断テストや適性検査SPI2実力テストなどもあるので、そのあたりはお好みで。

市場価値診断テスト
http://type.jp/s/contents-cat3/

転職者向けの適性検査 SPI2実力テスト
http://type.jp/s/spi/

ちなみに、「市場価値診断テスト」も受けてみたところ、質問項目がグサグサと胸に刺さりました。なるほど、社会から評価されるって、そういうコトが重要なのねって感じで。
私の診断結果は推定年収700万円、偏差値54.7という微妙な感じでした。。。

17.11.18 【履歴書対策】自分の「持ち味」を文字で伝える5つのポイント《グッドポイント診断》

採用面接において自己紹介が苦手な人は、自身の「持ち味」を腰を据えて考えたことが少ないということはないだろうか?
思い当たるフシのある人は、自身の履歴書や職務経歴書を見返してほしい。自身の《強み》や《行動特性》が書かれているだろうか?自身の「持ち味」を文字にできていなければ、面接の場でも表現できないし、人事担当者にあなたを採用するメリットを伝えられないハズだ。
就職活動や転職市場で自分を売り込む《パンチ力》を身に付けたいなら、まずは腰を据え、自身の「持ち味」を文章化してみることを強くお勧めする。

自身の「持ち味」を客観的に分析するには、第三者から意見を求めるのが近道。独力での自己分析は、どうしても「当り障りのない」結果に陥りがちだからだ。
社会人であれば転職コンサルタントを利用するのがベストだが、それが難しい場合や新卒者の場合、近頃はネットの診断サービスも充実しているので活用してほしい。

ちなみに、今回のネタ元はこちら。
全18種類の中から5つの持ち味を探るグッドポイント診断
https://next.rikunabi.com/goodpoint/

上記の無料診断サイトは、正直なところ、かなり骨が折れる。「約30分の本格診断サービス」とあるように、かなり腰を据えて取り組む必要がある。(実際にやってみたところ18分かかりました)
とはいえ、自身の「持ち味」を知ろうとするなら、時間のかかる診断テストの方が信頼がおけるというもの。
転職コンサルに会いに行く時間と労力を考えれば、遥かにお手軽なのは間違いない。

診断テストによる評価の視点は「自己信頼」「継続力」「独創性」など全18種類。画像が小さいので詳細はリンク先で確認いただきたい。
耳慣れない言葉かもしれないが、「自己信頼」とは英語で《Self-Confidence》と言われ、人物評価において極めて重要な観点だ。

以下は診断テスト画面の一例。選考試験でこの手の性格診断テストを実施する大学もあるので、その練習にも最適ではないかと思われる。
話が脱線するけど、画面のデザインが昔流行った脳トレに似ていると感じるのは私だけだろうか。。。

長時間のテストに耐えて、ようやく出された結果が以下。画面の切り抜きでは文字が見えないので、結果の一部を抜粋する。

《自立》
あなたは、何事も自力でやっていこうとする心構えを持っており、常に主体的に行動することができます。また、対立を恐れず、どんな相手に対しても臆せず自分の意見を伝えることができます。自身の軸がしっかりとしており、周囲の意見や状況に簡単に左右されることがありません。
主体的に行動できる人は限られます。解決のために費やせる時間が限られたり、困難な課題に直面するなど難易度が高いほど、あなたの力が必要とされ、周囲から頼りにされることでしょう。
《柔軟性》
あなたは、好奇心旺盛で興味の範囲が広く、ものごとを柔軟にとらえることができます。また、突発的なできごとに対して臨機応変に対応することも得意です。何に対しても「もっとよいやり方があるはずだ」と考え、様々なアレンジを繰り返していくため、あなたの取り組みはどんどん進化していきます。あなたにとって、ひとつのやり方しか考えないことは悪なのです。
結果を出し続けていることが知れ渡るにつれて、周囲の人は改善したいことがある場合、あなたの視点やアイディアを求めるようになります。

診断テストの一部分を抜粋しただけだけど、ライン部が非常に重要だと思った。
確かに、ハードな条件下でこそ自立性の有無が問われるし、柔軟性や独創性は結果を出し続けてこそ評価される。
診断テストを通じて、自分の「持ち味」を確認できるだけでなく、その「持ち味」がどのような条件下で発揮されるのかも理解できる。就職活動だけでなく、今後の人生においても役立つ金言。
また、上記の文章の主語を自分に置き換え、具体的な事例を加筆すれば、そのまま履歴書の自己アピールになりそうだ。

最後に、しつこいようだけど、転職者の場合は面倒臭がらないで、転職コンサルタントを利用してみることを強く推奨する。孤独な転職活動において、転職コンサルは唯一の相談相手となる。また、転職コンサルの利用というアクションをおこすことで、精神的に逃げから攻めに転じる効果もあるであろう。もちろん、リクナビやマイナビに掲載されないような非公開求人案件の紹介を受けられるという最大の効果は言うまでもない。
転職フェアが有名なDodaや、以下の2社が大手の転職コンサル。私の場合は拠点数の多さからリクルートエージェントを利用したが、好みで選んでも構わないと思われるし、時間があるなら複数に登録するのもアリ。

リクルートエージェント
http://www.r-agent.com/
マイナビエージェント
http://mynavi-agent.jp/

17.11.09 オープン公募より非公開求人を勧める2つの理由

当サイトでは6年以上にわたり大学業界の求人情報を提供してきました。
求人情報のソース(情報源)の多くは各大学のウェブサイトであり、また、マイナビ転職などの求人情報サイトからも定期的に情報収集しています。
いずれにせよ、ネットで検索すれば誰でも見られる情報をまとめているにすぎません。(もちろん、それなりの手間はかかっておりますが)

一方で、唯一、どうしてもカバーしきれていない情報源、それが転職エージェントによる《非公開求人》です。
転職エージェントのウェブサイトで検索すれば、複数の大学・学校法人による非公開求人案件がヒットします。過去に明治大学や桃山学院大学など、ごく稀に企業名をオープンにしていたケースもありましたが、基本的には「転職エージェント=非公開求人」です。
この手の非公開求人情報を入手するには多少の労力がかかりますが、競争相手が少ないだけに情報源としての魅力は極めて大きいのです。

さて、今回のネタ元はこちら。自身も転職活動時にお世話になったリクルートエージェントです。
http://www.r-agent.com/

では早速、これらエージェント系人材紹介において、非公開求人がどれだけ多いかというデータがあります。
以下のグラフに示されるとおり、求人件数の実に9割を占めています。リクルートエージェントの場合だと、約9万件が非公開求人となっているのです。

採用側が非公開求人を利用する目的は次の2点です。
まず、賃金などの雇用条件をオープンにしたくないという理由。恵まれた雇用条件を公開してしまうと、世間から非難を受けかねません。
2点目は、採用活動にかかる労力を抑える目的のため。何百人もの応募者が殺到すると、応募書類を整理するだけで大変な負担になります。転職エージェントを「フィルタリング」のために活用することで、転職意欲の高い志望者に絞って選考することができます。

上記の2点は裏を返せば、以下のことが言えます。
まず、転職エージェント経由でリアルな雇用条件を聞き出すことが可能です。オープン型の職員公募の場合、募集要項に記載された以外の雇用条件は、面接時にしか質問する機会がありません。エージェント経由であれば、自身の身分は伏せたまま、長期休暇の日数やボーナス支給実績などを遠慮なく質問できます。
もう一つ、こちらが転職エージェントを利用する上での強烈なメリットですが、オープン型の公募に比べて競争相手が圧倒的に少ないということです。オープン型の公募ではホームページ等で求人情報を公開するため、当然のこと当サイトでも情報提供していきますし、人の目に触れる機会が必然的に多くなります。非公開求人の場合、転職エージェント経由でしか求人情報を得られないため、言わずもがなネットで情報が流れることもありません。

エージェント系の人材紹介に馴染みの薄い人も多いと思われますが、オープン型公募との違いが分かりやすいのが下の表。転職活動中の方に利用者の多いリクナビネクストとの比較です。文字が小さいので詳しくは画像のリンク先をご覧あれ。

当サイトとしては、このような非公開求人に関する情報も掲載していきたいのですが、いまのところ対応できていない状況です。だからこそ僅かに残されたブルーオーシャン(資源豊かな海)でもあるわけです。

17.09.18 これが私立大学の給与明細だ!現役職員による職場レポート

大学職員への転職希望者にとって、給与や福利厚生などの待遇面、職場環境などの生情報はノドから手が出るほど欲しいはず。
ネット掲示板や週刊誌で目にする高待遇は事実なのか、その事実がここにある。

・給与明細では基本給・賞与に加え、住宅手当や家族手当も公開
・ナマすぎる職場レポート、ワークライフバランスの実態
・面接アドバイス、質問内容、傾向と対策など

給与明細などの大学内部情報は、『Career Connection』(以下、キャリコネ)のサイト上で公開されています。
下記URLをクリックし、企業検索欄に大学名を入力してください。(大学によっては、末尾に「大学」が不要なケースもあるので注意してください。例えば、慶應義塾や同志社は「大学」は不要です)

※企業検索ページのURL⇒http://careerconnection.jp/review/

cn1009.png

なお、全ての情報を閲覧するには「キャリコネ」へのユーザー登録が必要です。ユーザー登録にあたっては、①現職の給与明細、②現職の職場レポート、③転職活動レポートのいずれかを入力することが求められます(③が無難でしょう)。
つまり、キャリコネでは、ユーザー同士が互いに情報を提供する仕組みです。大学職員だけでなく、主要な民間企業や官公庁、独立行政法人なども網羅しています。
※虚偽登録等によりアカウントが削除された場合、同じメールアドレスでは再登録できなくなる可能性がありますのでご注意ください


下の画像は、検索でヒットした大学の「年収・給与」タブをクリックしたものです。
給与情報が15件も登録されていますね。この画面では年収・年齢・一ヶ月の労働時間などを確認できます。
さらに、年収欄をクリックすると、それぞれの給与明細を閲覧できます。

↓↓↓画像をクリックすると、原寸大で表示されます

明細一覧.png

↓↓↓《キャリコネ情報》へのアクセス・登録はこちらから


給与明細のページです。基本給や賞与に加え、住宅手当や家族手当、役職手当、資格手当など、かなり詳細な情報が「キャリコネ」で公開されています。
それにしても33歳で年収775万円とはどこの大学でしょう・・・検索してみてください。

↓↓↓画像をクリックすると、原寸大で表示されます

明細.png

口コミ・評判のページでは、「住宅手当32,000円」「脳ドック充実」「残業代はしっかりつけられるが無駄な残業が許される雰囲気ではない」など、ナマすぎる内部情報も。

↓↓↓画像をクリックすると、原寸大で表示されます

口コミ.png

その他、「転職面接」タブでは、面接時に問われた質問内容やアドバイスを閲覧できます。
他の転職希望者のリアルな志望動機や質問への受け答えを見ることができるため、想定問答をチェックするのに有効です。
しかしながら、転職面接に関する情報量は十分とは言えません。当ブログ利用者が一斉に情報提供を行えば、職員公募を実施する全ての大学について、選考情報が網羅されるはずです。管理人も4程度の大学について選考情報を登録しますので、ビッグコミュニティの形成に向けて、積極的な情報提供をお願いします。

17.09.04 契約職員を目指すなら「紹介予定派遣」が安・楽・短である理由

大学職員の採用区分に「専任」と「契約」があることは、この業界を志望されている方におかれてはよくご存知のところかと思われます。
専任職員の公募においては、書類選考を含めて最終面接までに少なくとも3回、多くの場合は4回5回の多段階選考が実施され、採用人数によっては倍率が100倍を超えることも珍しくはありません。
契約職員の採用においても、専任職員とは異なり雇用期間が限られているとはいえ、直接雇用であることに変わりはなく、2回3回と選考をくぐり抜けなければ採用に至らないケースもあります。

言うまでもなく、求職者の立場としては、選考のステップが多いほど負担になります。
面接等の選考試験が複数回実施されれば、仕事をその都度休まなければならない精神的負担や、もし現在の仕事が日給制等の場合には収入の減少にもつながりかねません(それで採用されるならいいですが、不採用では泣き面に蜂です)。

そこで、契約職員を目指す場合のサブルートとしてご紹介したいのが「紹介予定派遣」という制度です。
紹介予定派遣という言葉は聞いたことがあるけど詳しく知らないという方もおられるかと思いますので、簡単に概要を説明すると、この制度には以下の特徴があります。

紹介予定派遣とは・・・
「紹介予定派遣」は平成16年3月1日に、労働者派遣法の改正にともない導入された制度です。
紹介予定派遣とは、労働者派遣のうち、派遣元事業主(パソナ、テンプスタッフなど)が、派遣労働者を派遣先に対して職業紹介を行う(ことを予定している)ものをいいます。
派遣期間は法令で最長6ヶ月と決められています。ただし、実際には3ヶ月程度に設定されることが多いようです。
※正確にはH16年以前からありましたが、制度の利用促進に向けて大きく緩和されました

上記の説明を図解すると、以下のようになります。
図中では「正社員や契約社員に雇用」とありますが、実際のところ紹介予定派遣からいきなり専任職員として雇用されるということは考えづらいかと思われます(もちろん、その後の勤務評価で専任職員に登用される可能性はあります)。

なお、紹介予定派遣については、派遣会社の求人ページにて「紹介予定」であることが、以下のように明示されています。


※画像はリクナビ派遣のもの。

以上が紹介予定派遣に関するひととおりの制度説明ですが、ではなぜ、紹介予定派遣が契約職員への近道なのかという点について言及していきたいと思います。

第一に、これは当然と言えば当然のことですが、紹介予定派遣を利用するには派遣会社に登録していることが大前提となります。この時点で、誰でも応募することができる公募採用に比べて、考えるまでもなく応募者の母集団の数が異なります。また、派遣会社に希望を伝えておけば、紹介予定派遣を募集している大学をピックアップしてくれますので、自分自身で情報収集する手間も省けます。

第二に、これは大学によって異なる可能性があり一概には言えませんが、紹介予定派遣とは言っても、まずは派遣社員での勤務スタートとなりますから、役員面接などを実施せずに現場判断で採用となる可能性があります。このあたりは大学の規模や学内規程にもよるでしょう(紹介予定派遣の採用規程を特別に設けていなければ、基本的には通常の人材派遣と同じような扱いであると思われます)。部署判断での採用が行われるということは、もし面接等が行われるとしても、その回数が少ない(採用活動の負担が少ない)ということになります。

第三に、紹介予定派遣の制度趣旨にも関わりますが、やはり大学側としては採用試験での一発評価ではなく、数ヶ月間の働きぶりから直接雇用の可否を判断してくれるので、面接での自己PRが不得手な方にとっては、自身の持ち味をアピールする機会は圧倒的に多いと思います。大学側は直接雇用に切り替えることを前提としているので、基本的には配属先の上司・同僚と良好な関係が築ければ、それで特に問題は無いでしょう。

以上、今回は契約職員としての採用を目指すうえでのサブルートとして、紹介予定派遣についてご紹介をいたしました。公募採用で内定に至らずに難儀されている場合、一つの選択肢としてご検討されてはと思います。

17.05.15 転職成功ノウハウ -転職活動の流れから退職に伴う手続きまで-

転職の準備をする

20~30代での転職活動において重視されるのは「ポータブルスキル」。応募先ごとのエントリーシートを作成する前に、キャリアの棚卸しとスキルの言語化による自己分析が欠かせません。また、上っ面だけの自己PRにならないよう、実体験に基づくエピソードも集めておきましょう。


転職活動の流れ
スケジュールと費用
自己分析をする
転職のタイミング
年代別転職のポイント
転職に苦戦したときは

職務経歴書・履歴書を用意する

自己PRは4つのポイント、すなわち、「成果・実績」「経験」「専門知識・スキル」「その他」を整理しましょう。「専門知識・スキル」はポテンシャルであり、「経験」は即戦力であり、「成果・実績」があれば説得力が増します。


職務経歴書の書き方
職種別サンプル
自己PRの書き方
志望動機の書き方
履歴書の書き方

求人を探し応募する

求人案件を探すうえで重要なのは、第一に多くの情報源を持つことであり、さらに、適切な検索ワードを駆使することも大切です。お手軽検索ワードとしては「学校法人」がおすすめです。


自分に合う求人の探し方
検索機能を使いこなす
求人票の正しい読み方
適切な応募数とは?

面接対策をする

「あなたの将来の夢を聞かせてください?」という想定外の質問にどう答えますか?大学職員の面接であれば、「まずはしっかりと大学職員としての基礎を身に付け、△△大学をさらに発展させていきたいです」でOKです。想定外の質問では減点されない受け答えができれば十分です。


面接の流れとポイント
面接時のマナー・服装
想定質問集
転職理由の答え方
効果的な面接逆質問

内定・退職の準備をする

内定後の手続きとして、最も重要なのが入職日の決定です。募集要項に入職日が書かれていない場合、「可能なかぎり速やかに」入職することを求められる可能性があります。円満退職や諸手続きのため無理のないスケジュールを自分で考え、大学側と交渉することも必要です。また、「転職は人生のギャップイヤー」と考え、無職期間を有意義に使うことも大切です。


内定後の流れ
円満に退職するために
退職願の書き方
退職の切り出し方
退職に伴う手続き

 

17.03.31 大手求人サイトでのオープン公募がガチである理由

大学業界への転職を検討中の方であれば、求人情報の収集には余念が無いことと思われる。いまや大半の大学における事務職員の採用は公募制となっており、大学業界への扉は広く開け放たれていると言ってよいだろう。求人情報さえ手にできれば、誰もが大学業界への就業機会にアクセスすることができる。一方で、一部の大学においては、公募情報の掲載から締切まで1週間程度など、本当に公募の意志があるのかと眉唾ものの求人もあり、全ての求人情報がアテになるわけではないのも事実。それに対して、やはりリクナビネクストやマイナビ転職などの大手求人サイトを通じた公募は、ガチの公募だろうと考えられる理由が本日のテーマ。

大手求人サイト経由の公募がガチである根拠として、まずは下表を見ていただきたい。
ちなみにネタ元はこちら。
リクナビネクスト
https://next.rikunabi.com/

rn2.png

上の表は大手求人サイト、リクナビネクストへの求人掲載費用である。
最低18万円から、最高180万円までのプランが用意されている。
表の見方は、数字(1~5)が増えるほど求人ページの情報量が多くなる。また、掲載期間は2週間が基本だが、アルファベットの「L」が付いたプランでは4週間となる。より詳細な情報はこちらを参照。

さらに具体例を出して、実際に各大学が支払っている費用を検証してみる。
費用を見分けるポイントは、求人ページの末尾部分。
画像が小さくて申し訳ないが、ご覧のとおり写真が3枚と社員インタビューが1名分である。
このスペックだと上表の「N2」に該当し、掲載期間にもよるが概ね30万円前後のコストとなる。

ちなみに、上記の事例は沖縄科学技術大学院大学である。沖縄科学技術大学院大学は募集職種ごとに採用ページを分けているので、毎月数十万から100万近い費用をかけているのではないかと思われる。
大学業界に関して言えば、上記の「N2」ないしはベースプランの「N1」の利用が中心となっている。

全くの他業界ではあるが、一条工務店さんなどは、上表で「N5」の求人ページをいくつも掲載しているので、毎月1000万円程度の費用を支払っているものと思われる。
このように大学業界の採用活動をコストの面から検証してみると、大手求人サイトを利用する大学が、いかに本腰を入れて採用活動を行っているかが分かる。
特に中規模以下の大学では、本気度の怪しい公募情報を自校ウェブサイトに掲載しているケースが散見される。一方、小規模であっても、大手求人サイト経由で公募を行っていれば、それはガチと判断してよいだろう。
転職者におかれては、限られた時間を有効に活用するため、ぜひこのような視点を持っていただきたいと思う。

17.03.13 大学選びの一参考として ~私立大学等経営強化集中支援事業~

3月7日に文部科学省が平成28年度「私立大学等経営強化集中支援事業」の選定校を発表しました。
私立大学等経営強化集中支援事業とは、「18歳人口の急激な減少を見据え、大学内・大学間でのスピード感ある経営改革を進め、地方に高度な大学機能の集積を図る地方中小規模の大学等を支援する」ことを目的とする補助金です。
この補助金の申請条件を確認していくと、経営基盤の不安定な中小規模大学、そして、すでに経営困難に陥りかけている大学が浮かび上がってきます。
複雑な内容ではありませんが、行数が長くなると思われるので、ご関心のある方は続きをご覧ください。
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